FAR OUT RECORDINGS/FARO224LP
ブラジル・サイケフォークのカルト的アーティスト、ジョゼ・マウロが残した コレクター垂涎のレア盤が待望の世界初LP 復刻。
またまた FAR OUT がやってくれた。 ブラジル・サイケフォークのカルト的アーティスト、ジョゼ・マウロが残したコレクター垂涎の幻盤『A VIAGEM DAS HORAS』が待望の世界初LP復刻。
なんと本来収録されるはずだったという未発表3曲を収録してのリリースです。
録音は当時最高峰の ODEON スタジオで行われ、FORMA や QUARTIN といった伝説的なレーベルを手掛けたブラジル屈指の名匠ホベルト・クアルチンがプロデュースを、のちに ジャーナリストとしても活躍したアナ・マリア・バイアーナが作詞を、ブラジル音楽黄金期を支えたリンドルフォ・ガヤがアレンジを担当。西アフリカの宗教とカトリックのシンクレティズムであるカ ンドンブレの世界観をベースにしたサイケデリックなフォークロックと、シネマティックなオーケストレーション、パウロ・モウラ、ウィルソン・ダス・ネヴィス、ドン・サルヴァドール、イヴァン・コンチら当 時最高峰のミュージシャンによる演奏が混然一体となったその内容は、アルトゥール・ヴェロカイやエドゥ・ロボが残した 70 年代の名作群に匹敵するもの。しかしその素晴らしい内容に 関わらず、当時本作を手掛けた TAPECAR レーベルは、すでにリリースされていたジョゼ・マウロの 1ST アルバム『OBNOXIUS』(QUARTIN/1970) に収録された楽曲のいくつかを 使いまわし再度収録。当時のことを知る関係者もおらず、長年謎多きアルバムとして認知されてきた。
時は流れ 2016年、FAR OUT が先述の『OBNOXIUS』を復刻した後に、鬼籍に入っていると長年信じられていたジョゼ・マウロが実はリオ郊外でひっそりと暮らしているという噂が FAR OUT のもとに届いた。FAR OUT チームはすぐにリオに渡り本人に接触し、本来であれば当時収録されるはずだったという未発表曲3曲を提供してもらうことに成功。重複していた楽曲を除きその3曲を加えるとことで、ジョゼやクアルチンがもともと描いていた「オリジナル」のかたちとなった。(k)
1. A Viagem Das Horas
2. Escada De Ferro
3. A Oitava Morada
4. Variação Sobre Um Antigo Tema (Previously unreleased tracks from the original 1970 recording sessions)
5. Morango Encantado
6. Luz Lilás
7. Rua Dois(Previously unreleased tracks from the original 1970 recording sessions)
8. Moenda(Previously unreleased tracks from the original 1970 recording sessions)
9. O Cavaleiro De Antonina
10. Romanza
11. O Ninho