year/2013
country/Japan
label/Grunt Style (978-4-905298-08-3)
仕様 : H260mm × W186mm / 128頁(総カラー)
Wax Poetics Japan 28号では“ブルー・アイド・ソウル” を合計50ページにわたって大特集。
ホール&オーツのダリル・ホールや、スティーリー・ダンのドナルド・フェイゲンなど、日本でも絶大な人気を誇るビッグ・アーティストに加え、ボビー・コールドウェル、ローラ・ニーロ、ネッド・ドヒニーなどの総力特集を掲載。そのほか、Brainfeeder の中核を担う鬼才サンダーキャットや、ラップ怪物のカジモト、シカゴ・ソウルの歴史的な名門Brunswick、ジャズ・ロック界の伝説・稲垣次郎など、 本誌でしか読めない濃厚な長編記事が満載!
Daryl Hall
テンプテーションズ、トム・ベル、ギャンブル&ハフといったソウルの達人のもとで学び、フィラデルフィアのソウル・シーンでシンガーとして歩み始めたダリル・ホール。ジョン・オーツとのデュオ、ホール&オーツとして、80年代の幕開けから快進撃を見せた彼は、ポップ・ミュージック界の頂点に君臨した。ブルー・アイド・ソウルという言葉を体現するダリル・ホールが本誌に独白した真実のストーリー。
Thundercat
ロサンゼルスから革新的なサウンドを響かせる集団、Brainfeeder。フライング・ロータスと並びこの気鋭の音楽集団の看板を張るサンダーキャットが、2枚目のソロ・アルバム『Apocalypse』を完成させた。人生の喪失と再生をテーマにする新作には、ポップ、ソウル、エレクトロニカ、プログレ、ファンクなどの音楽要素を融合させながら、悲劇をユーモアの力で乗り越えようとするポジティヴなメッセージが込められている。
Donald Fagen
ジャズ・シンガーだった母親の影響により、幼い頃からジャズに触れていたドナルド・フェイゲン。ウォルター・ベッカーとともにスティーリー・ダンを結成した彼は、アート至上主義の音楽を創作し、70年代後半のミュージック・シーンにルネサンスを巻き起こした。ニューヨークの自宅にいるドナルド・フェイゲンに電話を繋ぎ、自身の過去、現在、そして未来について、余すところなく語ってもらった。本誌独占のロング・インタビュー。
Bobby Caldwell
そのソウルフルなヴォーカルを聴いて、また、ミステリアスなアルバム・ジャケットのシルエットを見て、このシンガーが黒人だと決めつけていたファンは、ライブのステージ上に現れた白人の姿を見て衝撃を受けた。しかしそれでも、己を信じて歌い続けた彼は、ソウル・シンガーとして受け入れられ、その後も多くの会心作を発表していくのである……。ブルー・アイド・ソウルのブラザー、ボビー・コールドウェルの貴重な最新インタビュー。
Laura Nyro
ニューヨーク出身のシンガー・ソングライター、ローラ・ニーロの洗練された音楽は、エモーショナルな奥ゆかしさを体現していた。ときに変人とも称された彼女の性格は、周囲に理解されないことも多々あったが、その特有のヴィジョンから創造された自由な作品群は、神秘的な魔力を有し、時代を代表する傑作として今なお愛されている……。アル・クーパーなど多数の関係者の証言により、この今は亡きジプシー・マンドナの素顔に迫る。
Ned Doheny
サマー・オブ・ラヴのクライマックスにおいてLAフォーク・シーンから登場したネッド・ドヒニーは、ファンキーな方面へ転向し、R&Bシーンで脚光を浴びるようになった。イギリスや日本で大きな評判を呼んだその音楽は、太陽がまぶしく輝く広大な土地カリフォルニアの象徴として、今も深く愛されている。チャカ・カーンの名曲「Whatcha' Gonna Do for Me」を手がけたことでも知られるシンガー・ソングライター、ネッド・ドヒニーの最新語録。
Also includes:
Quasimoto (Madlib)
Jiro Inagaki
Brunswick Records
Record Rundown: Blue Eyed Soul
The Extended
Myron & E
The White Mandingos
Reggaelation IndependAnce
Pacific Roots
Reserved Seat
Funk Archaeology