輸入雑誌/文章は英語で記載
year/2008
country/US
ソウル、ファンク、ジャズ、 ヒップホップを中心に最も質の高い音楽を届ける超良質雑誌「
Wax Poetics」の英語版29号。
Herbie Hancock、Spoonie Gee、Lalo Schifrinの他、Pete Rock、Sam Rivers、Freddie Fresh、K-Def、Kutiman、Plantlife、Soul Messengers、The Cinematic Orchestra、Lee Fields、Cedric Brooks、Jackson Contiといった幅広いミュージシャンと音楽の貴重な記事を収めている。英語版であるが、この本を読まずして真のミュージック・ラヴァーとは言えない?
-以下卸元より-
夏の暑さに明るく色づいたワックス・ポエティックス第29号は、ファンキー・アヴァンギャルドの世界に攻撃を仕掛け、プロデューサーKirk DegiorgioによるHerbie Hancock and his Mwandishi bandの記事を掲載。オールドスクール・ヒップ・ホップ特集記事ではMark Skillzを再び取り上げている。また、Spoonie Geeはそのざらついたリアリズムに関する話で、ストリートを明るく照らし出している。
Herbie Hancock
「ワーナー時代は私の発展過程において鍵となる時期だった。『Fat Albert Rotunda』のアーシーでファンキーなアプローチに始まり、その後の宇宙への旅に至るまで、これらは当時のアヴァンギャルドな冒険に対する私たちの返答だったんだ」
Spoonie Gee
「初めてだったんだ。レコード上でひとりのラッパーがDonald Goinesの小説とおなじくらいざらついた物語を紡ぎ出したのは。あれは失恋や偽り、復讐の物語だったんだ。実際、メインのキャラクターはGoinesの本から飛び出して来たような性悪女になる可能性もあったんだ」
Lalo Schifrin
「一番大きな問題は、私がカメレオンだってことなんだ。自画自賛するためにこんなことを言うつもりはないけれど、私はとてもヴァーサタイルだし、音楽に関する多くのテクニックを知っている。だから、私はいままでそれらを使ってやってきたんだ」