year/2012
country/UK
label/Universal Sound (BR5218)
世界限定 1,000枚プレス
Gilles Peterson監修のボサ・ノヴァ・コンパイル・シリーズで一躍世界中の注目を浴びたUK SOUL JAZZ RECORDS傘下のUNIVERSAL SOUNDによるオリジナル・ボサ・ノヴァ・アルバムのリイシュー・ワークから、ジャズ・ボサノヴァの先駆者にして最高峰、
Tamba Trioの3rdアルバムが登場。
60年代初頭、ボサ・ノヴァ・セッションの温床と言われた夜の歓楽街「ベッコ・ダス・ガファーハス」で頭角を現したピアニスト・ルイス・エサが、エルシオ・ミリート、ベベートと組み、高尚なモダン・ジャズ・ピアノ・トリオの手法を用いてボサ・ノヴァを昇華させた。そのオリジナル・グループとして伝説的存在となるのが、このタンバ・トリオ。彼らの演奏に衝撃を受けたフォロアーにより、以降60年代半までにリオ/サンパウロに数多くのピアノ・トリオによるボサ・ノヴァが生まれ群雄割拠する時代を迎えることとなるが、まさにそのパイオニアとして、永遠に語られるのがタンバである。
1962年に鮮烈レコード・デビュー。63年には2nd「アヴァンソ」をリリース。続く64年に発表されたのが本作「テンポ」だ。前2作のスタイルを踏襲した流麗でアグレッシヴなタンバ流アンサンブルと、ヴォーカル・ユニットとしての顔も持つタンバが綴る怪しげなコーラス・ワークのアクセントで、夜のリオを疾走するようなスタイリッシュな残響が、究極のグルーヴィ・ジャズとしての要素を湛えている。レパートリーとしては、当時売り出し中の気鋭作曲家エドゥ・ロボの初期名曲"Boranda"や、バーデン・パウエルのアフロ・サンバ傑作"Berimbau"や、"Consolacao"といったジャズ・ボサ・シーンで頻繁にカバーされることとなる鉄板チューンのタンバ盤レコーディング初演がハイライト。永遠に語り継ぐべきボサ・ノヴァ・クラシックスの金字塔を、SOUL JAZZが送る渾身の復刻!!
A1. Boranda
A2. Nuvens
A3. Se Eu Pudesse Voltar
A4. Barumba
A5. Pregao
A6. Danielle
B1. Berimbau
B2. O Amor Em Paz
B3. Morte de Um Deus de Sal
B4. Yansa
B5. Consolocao
B6. Moto Continuo
sub category - Bossa Nova - Jazz Samba - Jazz