[LP]
Thee Sinseers : Love Stories (ラヴ・ストーリーズ) (LP with Obi)
■ Label:
Colemine Records (コールマイン・レコーズ)
■ Catalog No: ZBG-1662
甘いハーモニーと温かな60年代の響きで、恋の喜びも痛みも包み込む。Thee Sinseers (ジ・シンシアーズ)のセカンド・アルバムは、イーストLAの街と家族の記憶が息づくチカーノ・ソウル。メンバーの共同制作を深めた全11曲を、帯・日本語解説付きの国内仕様輸入黒盤LPで。
イーストLAから届く、今のチカーノ・ソウル
イースト・ロサンゼルスを拠点にする
Thee Sinseers (ジ・シンシアーズ)のセカンド・アルバム『Love Stories (ラヴ・ストーリーズ)』。プロデュースを担う
Joey Quiñones (ジョーイ・キニョーネス)は、
Trish Toledo (トリシュ・トレド)の『Dedicated To The Ones I Love (デディケイテッド・トゥ・ジ・ワンズ・アイ・ラヴ)』シリーズでもサウンドを手がけた人物です。本作には
The Altons (ジ・アルトンズ)のメンバーも歌とコーラスで参加。キャッチーな甘いソウル、弾むR&B、ローライダー・オールディーズの感覚が、地域の仲間たちによる現在の音楽としてつながります。
全員で描いたアレンジと、温かな60年代の響き
前作『Sinseerly Yours (シンシアリー・ユアーズ)』の制作では、四人編成から十一人のアンサンブルへと自然に発展しました。今回は録音前からそれぞれの役割を定め、各メンバーが自分のパートとアルバム全体を見渡して作り上げています。Joeyが絵画になぞらえるのも、この全体を考えた制作。ツアーで長く行動をともにしてきた信頼が、互いの意見と演奏を尊重するアレンジにつながりました。
最終ミックスは
Monophonics (モノフォニックス)の
Kelly Finnigan (ケリー・フィニガン)に託し、
Skip Heller (スキップ・ヘラー)によるストリングス・アレンジも採用。アップライト・ベースやアンプを通したギターを取り入れ、60年代を思わせる温かな質感を追求しています。録音はカリフォルニア州リアルトのSecond Hand Sounds、マスタリングは
JJ Golden (ジェイジェイ・ゴールデン)が担当。古いソウルへの愛情を持ちながら、ジャンルの枠より自分たちの音楽を大切にする姿勢が、制作の根底にあります。
「Did Ya Know?」―愛情を伝える言葉を探して
「Did Ya Know?」が歌うのは、相手への愛情と、それをどう伝えればよいのかという気持ち。電話をかけることや手紙を書くことを思い浮かべながら、相手の笑顔を見て伝えたいと願います。大きな約束を掲げるよりも、目の前の人を思う時間を丁寧に描くラヴ・ソング。繰り返される問いかけは、気持ちを確かめたい親密さを残します。アルバムの甘い側面へ触れる入口として、公式ミュージック・ビデオとあわせてどうぞ。
「Let's Fall In Love (Again)」―やり直したい願いと、自分の責任
「Let's Fall In Love (Again)」では、もう一度恋をしたいと願う主人公が、過去を忘れようと相手に語りかけます。しかし、歌が進むと、相手の笑顔を奪い、悲しませた自分にも目を向けることになる。再出発への願いの中に、自分が関係を傷つけたことへの認識が入ってくる一曲です。愛が戻ればすべて解決するという憧れから、相手と自分の現実へ視線が動くところに、『Love Stories』の率直さが表れています。
恋人、家族、そして両親の写真に残る物語
アルバムが見つめるのは、恋の喜びと痛み、家族への愛、複雑で答えの出ない関係まで。公式紹介は、1993年のイーストLAの映画『Blood In Blood Out (ブラッド・イン・ブラッド・アウト)』を引き合いに、苦難や別々の道を経ても結び付いている人々の姿へ作品を重ねています。そこで大切にされるのは、結末だけでなく、その前後に続く感情と関係です。
アートワークに使われたメンバーの両親の写真も、作品の主題の一部。今も続く愛と、終わってしまった愛の記憶が、バンドの音楽と視覚的な世界へ織り込まれています。Joeyは、愛は生涯を越えて続き、聴き手にも曖昧さを感じてほしいと説明。恋の勝ち負けをひとつの答えへまとめず、それぞれの曲が違う愛の道を示しているところに、タイトルの複数形がよく似合います。
「Minute By Minute」に息づく、地元のスロー・ダンス
「Minute By Minute」は、Joeyが地元の感覚を最も強く感じる曲として挙げるスロー・ダンス・ナンバー。Roosevelt HighとGarfield Highの体育館を思わせる、親密で急がない時間が描かれます。関係を少しずつ育てようとする歌の気持ちも、タイトルと重なるもの。イーストLAの存在は、大きく掲げる看板より、こうした人と場所の記憶として作品に息づいています。
Bruno Mars (ブルーノ・マーズ)や
The Marías (ザ・マリアス)を入口に、甘いソウルの世界へ興味を持った方にも薦めたい一枚。2026年9月18日発売の本商品は、全11曲を収めた通常黒盤LPに帯・日本語解説を付した国内仕様輸入盤です。歌詞対訳とJoeyへのインタビューも日本語で読めるため、歌の響きとそこで語られる愛の物語をあわせてたどれます。
Track List
A1 - Oh Love
A2 - Did Ya Know?
A3 - Let's Fall In Love (Again)
A4 - There She Goes
A5 - Let 'Em Shine
B1 - How Lonely Is Lonely
B2 - What Can I Do?
B3 - Cry Baby
B4 - Minute By Minute
B5 - She Was In Love
B6 - While You Were Sleeping
試聴 (Listen)
■商品詳細
・Artist -
Thee Sinseers (ジ・シンシアーズ)
・Title - Love Stories (ラヴ・ストーリーズ)
・Label -
Colemine Records (コールマイン・レコーズ)
・Catalog No - ZBG-1662
・Country - JAPAN (日本 / 国内仕様輸入盤)
・Year - 2026
・Release Date - 2026年9月18日
・Format - LP (アナログ盤 / 1枚)
・Edition - 帯・日本語解説付き国内仕様輸入盤
・Color - Black Vinyl (黒盤)
・Packaging - 帯 / 日本語解説 / 歌詞対訳 / Joey Quiñonesインタビュー掲載
・Genre - Soul / Chicano Soul / Sweet Soul / Lowrider Soul / R&B (ソウル / チカーノ・ソウル / スウィート・ソウル / ローライダー・ソウル / R&B)
・Barcode / JAN - 4560114409442