ジョージ大塚 - George Otsuka : Go On / ゴー・オン (LP/with Obi)

MHJL-508

  • ジョージ大塚 - George Otsuka : Go On / ゴー・オン (LP/with Obi)
[LP] ジョージ大塚 / George Otsuka : Go On (LP/180g Vinyl/With Obi)

■ Label: Three Blind Mice (スリー・ブラインド・マイス)
■ Catalog No: MHJL-508


日本ジャズを代表する名ドラマージョージ大塚が、若き大野俊三、山口真文ら精鋭と刻んだ自身初のTBM作品『Go On』!疾走するモーダル・ジャズから端正なバラードまで、熱気と緊張感に満ちた1973年作が完全生産限定180g重量盤で復刻!


1960年代から日本のモダン・ジャズを牽引し、多くの若手奏者と活動を重ねたドラマー、ジョージ大塚 (George Otsuka)。彼が自身のクインテットを率いてThree Blind Miceへ初めて吹き込んだ作品が、1973年発表の『Go On』です。

録音は1972年11月28日と29日、東京のAOI Studioで実施。大塚のドラムに、大野俊三 (Shunzo Ohno)のトランペット/フリューゲルホーン、山口真文 (Mabumi Yamaguchi)のテナー/ソプラノ・サックス、大徳俊幸 (Toshiyuki Daitoku)のピアノ/ローズ、水橋孝 (Takashi Mizuhashi)のベースを配した、当時の日本ジャズの勢いを映すクインテット作品です。

強靭なドラムが導く、しなやかで開かれたアンサンブル


大塚のドラミングは、音量や手数だけでバンドを押し切るのではなく、シンバルの細かな表情、スネアの鋭いアクセント、流れを変えるフィルによって5人の演奏を前へ進めます。水橋の太く安定したベースと組んだリズムの土台には力強いスウィングがあり、その上で大徳のピアノとローズが、ハード・バップの厚みからモーダルな広がりまでを描き出します。

整然とテーマを提示する場面から、各奏者がソロを交わす局面まで、リーダーである大塚は全体の熱量を絶えず調整。各楽器の個性を明確に立たせながら、クインテットをひとつの大きな流れとしてまとめる、ドラマー主導作品ならではの構築力が聴きどころです。

大野俊三と山口真文、若きフロント陣の鮮烈な対話


フロントを担うのは、当時まだ若手でありながら、のちに国内外で重要なキャリアを築く大野俊三と山口真文。大野の明るく張りのある音色と、山口の鋭さと陰影を備えたサックスが、二管では密度の高い響きを作り、ソロでは互いを刺激しながら演奏の温度を引き上げます。

山口はテナーとソプラノを使い分け、音の重心や空気に変化をもたらします。大野もトランペットとフリューゲルホーンの異なる質感を生かし、力強いラインから柔らかな歌心までを提示。二管編成の厚みと、個々の即興の自由さが両立したアンサンブルには、この時期の日本ジャズが備えていた瑞々しい推進力が刻まれています。

オリジナルとスタンダードで描く、緩急に富んだ全5曲


A面を開く「Go On」は大野俊三のオリジナル。力強いテーマと引き締まったリズムを軸に、本クインテットの躍動を端的に伝えます。続く山口真文作「Castaly」では、前曲とは異なる表情と二管の響きを生かし、バンドが備える音楽的な幅を示します。

B面冒頭の山口作「Space Drive」は、速度感のあるリズムと切迫した二管の応酬が一気に駆け抜ける、本作を代表する高速スピリチュアル/モーダル・チューン。Jimmy Van Heusen作、Johnny Burke作詞のスタンダード「Here's That Rainy Day」ではテンポを落とし、旋律を丁寧に歌うフロント陣と、余白を生かしたリズム・セクションの繊細さが際立ちます。

ラストはJoe Henderson (ジョー・ヘンダーソン)作「Isotope」。ブルースに根ざした鋭角的なテーマを、クインテットが張りつめたスピード感で捉え直しています。「Space Drive」と並ぶ高速スピリチュアル・ジャズとしての熱気を放ちながら、アルバムを強烈な余韻とともに締めくくります。

TBM初期の熱気を伝える、2026年プレミアム復刻


プロデュースはTBM創設者の藤井武、録音は同レーベルのサウンドを支えた神成芳彦。ドラムのアタック、管楽器の息遣い、ピアノとローズの輪郭、ベースの胴鳴りを近い距離で捉えた録音が、5人の反応とスタジオの緊張感を鮮明に伝えます。

今回のMHJL-508は、塙耕記監修の〈three blind mice プレミアム復刻コレクション〉第3期として登場する完全生産限定180g重量盤。WARNER MUSIC Mastering & Cuttingによる音作りとSMS静岡プレスによる国内製造を採用し、オリジナル帯と復刻ライナーも収めた仕様です。1970年代初頭の日本ジャズが持つ熱量と、TBM初期録音の生々しさをアナログであらためて味わえる復刻です。


Track List


A1 - Go On (ゴー・オン)
A2 - Castaly (キャスタリー)
B1 - Space Drive (スペース・ドライヴ)
B2 - Here's That Rainy Day (ヒアズ・ザット・レイニー・デイ)
B3 - Isotope (アイソトープ)


試聴 (Listen)







■商品詳細


・Artist - ジョージ大塚 (George Otsuka) (ジョージ・オオツカ)
・Title - Go On (ゴー・オン)
・Label - Three Blind Mice (スリー・ブラインド・マイス)
・Catalog No - MHJL-508
・Original Catalog No - TBM-13
・Country - JAPAN (日本)
・Year - 2026
・Original Release - 1973
・Release Date - 2026年6月24日
・Recorded - 1972年11月28日〜29日 at AOI Studio, Tokyo
・Format - LP (アナログ盤 / 180g重量盤)
・Edition - Limited Edition / Original Obi & Liner Notes Reproduction / Premium Reissue Collection
・Producer - Takeshi Fujii
・Recording Engineer - Yoshihiko Kannari
・Mastering & Cutting - WARNER MUSIC Mastering & Cutting
・Pressed at - SMS Shizuoka Pressing Plant
・Genre - Jazz / Hard Bop / Post Bop / Modal / Japanese Jazz (ジャズ / ハード・バップ / ポスト・バップ / モーダル / 和ジャズ)
・Barcode / JAN - 4547366796988

4,950円(税込)

在庫状況 残り1枚! 注文はお早めに!

購入数

商品レビュー

レビューはありません。