year/2009 - repress
country/UK
label/
Tru Thoughts (TRULP190)
QUANTICが2009年にコロンビアのカリで録音し、Quantic and his Combo Barbaroとしての1stアルバムにして名盤『Tradition In Transition』が遂にリイシュー。Gatefold Sleeve 仕様 + DLカード付。
『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』を超える名作が完成した!
天才
Will Holland(ウィル・ホランド)によるプロジェクト=Quanticand His Combo Barbaro(クァンティック・アンド・ヒズ・コンボ・バーバロ)!!
ComboBarbaro(“異邦人の集団”、もしくは“非ヨーロッパ人達”)を結成し、The Quantic Soul Orchestraプロジェクトからバトンを引き継ぐ形で、彼の音楽性は新たなフェイズに突入した注目盤!
Combo Barbaroの中心となっているのは、いずれも優れた一流ミュージシャン達である。
ペルー・サルサ・クラシックスの最重要人物で、ベネズエラ・サルサの名門 SALSA MAYORや、GRUPO MANGOの創設にも携わったとされる名ピアニストAlfredo Linaresは2008年TheQuantic Soul Orchestraのライヴに参加し、その驚愕のパフォーマンスで満員の観客を魅了した。Freddy Coloradoは、コロンビア/カリのミュージック・シーンの礎を支えているカリスマ的コンガ奏者。ベイビー・ベースにはFernando Silvaをフィーチャー。そしてエレキギターはウィル・ホランド自身が担当。そしてドラムを担当するのは、ロンドンを拠点に活動し、クァンティックとは長年に渡ってコラボレーションを続けている
Malcolm Catto。
また本作『Tradition InTransition』で注目すべきは、ブラジル音楽界の巨匠であり、ジョルジ・ベンやイヴァン・リンス、エリス・レジーナの作品でプロデュースやアレンジ、ソングライティングなどを手掛けてたブラジル人アーティスト、
Arthur Verocai(アルトゥール・ヴェロカイ)からも大きな協力を得ていることである。彼によって12人編成のストリング・セクション・パートを書き上げられ、そのディレクションも担当した。これらの卓越したミュージシャン達による即興的で、エキサイティングな対話は、独特の親近感と、予想不可能な展開を生み出す。それこそが本作『Tradition In Transition』における最大の魅力である。
参加したすべてのミュージシャン達の音楽的背景に恩恵を受けながら、それらを最大限に活かし、南北アメリカ大陸の幅広い音楽を包括した作品だ。そして現代音楽をも融合させた今作は、「音を楽しむ」という音楽の原点、聴くことの喜び、そしてライヴ・サウンドの絶対的な魅力を堪能できる傑作といっても過言ではない。
日々変わり続けるメインストリームの音楽シーンから距離を置き、独自の進化を続ける天才ウィル・ホランド=クァンティックの底知れない可能性が集約されている!
1. The Dreaming Mind (Part 1)
2. Mas Pan
3. Linda Morena
4. Undelivered Letter
5. Un Canto A Mi Tierra
6. Mambo Los Quantic
7. Albela
8. New Morning
9. I Just Fell In Love Again
10. Cancao do Deserto
11. Arianita
12. The Dreaming Mind (Part 2)