year/2006
country/Germany
label/Sonar Kollektiv
Disk:M / Jacket:M / 新品同様
クラブ・シーンを代表するプロデューサー/DJ集団
Jazzanova監修、60'sの旧西ドイツ産のジャズをコンパイル。そのJazzanovaとStephan Steiglederが監修した、クラブ視点からの要素も含まれたジャズのコンピレーション。勿論、往年/普通のジャズリスナーも驚愕な楽曲と、驚愕な発掘音源にもなっている。
人気コンピ「Forum West」の続編でもある本作、旧西ドイツに66〜69年に残されたものを選び、その内容は前作を確実に越えている。なんといってもすごいのがジョー・ハイダーなどの未発表音源の数々。5曲以外は全てが未発表。その未発曲の楽曲の素晴らしさと言ったら驚いてしまう。
ヴァイブとフルートが美しいJoe Haider作のマイナー・モーダル・ジャズから始まる。アブストラクト/な匂いもするドープなトラック「No Way」。シンプルなビート、ヴァイブとホーンのアンサンブルと幻想的なアレンジメントは他にはない奇跡的な1曲。Dusko Goykovichの哀愁なメロディにクラーク=ボーランを思わせるビッグ・バンド・ジャズ「Nachtvogel」。デイブ・ブルーベックを思わせる変拍子とテーマの「Anwalt Desteufels」。「Tale Five」の旧西ドイツからの解答か? 他にも、麗しき官能的なモーダル・ジャズも多数収録しておりコルトレーンやエヴァンス好きにも推薦の楽曲も収録だ。
既にCDに収録され、発表されている音源も勿論充実しており、Dusko Goykovichの「Macedonia」、ブラジリアン・ジャズ・カルテット作「Blues 10」、日本での録音も多数残しているMal Waldronの「Macedonian Fertility Dance」も未発でないからといっても聴き逃せないほどに高水準。
「ジャザノヴァは我々に、Focusカタログから、本当に最高で魅力的なヨーロッパ産のモダン・ジャズを掘り、伝えているのです(ドイツの新聞から抜粋)」
1. Joe Haider / Colours Of Sea
2. Dusko Goykovich / Macedonia
3. Erich Ferstl / To Go And To Return
4. Milcho Leviev / Blues 10
5. Joe Haider / No Way
6. Hainz Sauer / Plakate
7. Peter Korinek / Down Town
8. Hans Posegga / Shangri La 1
9. Mal Waldron / Macedonian Fertility Dance
10. Kamil Hala / Nachtvogel
11. Erich Ferstl / Double Chance
12. Dusko Goykovich / Saga Se Karame
13. Walter Geiger / Anwalt Des Teufels
14. Joe Haider / Lost Day
15. Pavel Blatny / Suite Fur Jazz Orchester
sub category -
Hard Bop -
Modal Jazz