Damon Bell : Banyana EP (EP)

SOSR013

  • Damon Bell : Banyana EP (EP)
  • Damon Bell : Banyana EP (EP)
year/2013
country/Japan
label/Sound Of Speed (SOSR013)

Vakula & Kuniyuki、Vedomir、Eddie C、Kerrier Distrikt(Luke Vibert)、Cottamと素晴しいアーティスト・リリースが展開される「Sound Of Speed」13作目は、Aybee主宰「Deepblack」からのEP『Kush Musik Wax』でのオブスキュアなアフロ・サンプルを織り交ぜたアフリカン・サウンド、ダブ・トリートメントを散りばめた黒くサイケデリックなビートダウン・サウンドで注目を集めたDamon Bellによる3TRK EP!!

 
「Underground Quality」「Prescription」「Future Vision」等からリリースするブラック・ディープハウスの未来を担うキーパーソンの一人Aybeeが主宰するを拠点に活動し、先頃リリースされた『Kush Musik Wax』でのオブスキュアなアフロ・ナンバーを解体/再構築してのビートダウン感覚溢れるブラック・サイケなダンスグルーヴで、ハウス・シーンのみならずレアグルーヴ〜ワールドミュージック感覚のDJ達をも魅了したオークランドの注目の才能Damon Bell。
 
「Sound Of Speed」からのこの3TRK EPでも、ジャズ、ソウル、ダンク、ブラジル、ワールドミュージック、ブギー/ディスコ、ダブ等彼の広大なブラック・ルーツミュージック・バックグラウンドと、それをロウ・ブラックなビート/グルーヴ感、エレクトリックでサイケデリックなサウンド・カレイドスコープが織り成す高い音楽性、そして類い希なフロア感覚を一体化させた、素晴しい世界を展開!

ジャズ/レアグルーヴ〜ブラジル・フリークを唸らせるピアノのリフレインから幕開け、そこにシンクロさせる様に黒く脈打つキックとバウンシーなボトムラインを波打たせ、ブラシ、パーカッション、ハット…とビートに躍動をつけていき、デトロイト勢にも通じる淡いソウル・ヴォーカルやローズをはじめとするメロー・ジャジーな鍵盤、ギター等を散りばめ、暖かくグルーヴィーかつトリップ感溢れるパーカッシヴなポスト・ビートダウン・ダンスTRKを展開する「Anuhmarc」は、Vakulaを凌駕するジャズ・エレクトリック・サウンドの一つの完成系をもみる傑作に!
 
ウッドベースも絡めたミッドテンポのリムショット・グルーヴに、多彩なパーカッションやリズム・セクションをダブワイズに重ねていきながらグルーヴィーにビルドアップしていきながら、ギター・リフやジャジーなエレピ・プレイ等を重ね、アフロセントリック・ジャジーでリズミカルなビートダウン・サウンドを展開していく「Oba-ah」は、DJ Nature辺りともシンクロするムード溢れる1曲。随所に散りばめれたスピリチュアルなベルやシャウト・サンプル等、最初から最後迄どこをきっても新鮮なサウンドとグルーヴの躍動には脱帽させられます!!

そしてリズミカルなリムアタック、タムドラム、刻むハット等を織り交ぜたバウンド感溢れるオーガニックなロウ・ハウス・グルーヴに、暖かく幻想的なキーボードの海に優しいピアノやシンセを泳がせたアンビエンス溢れるジャズ・サウンドを展開。徐々に魅惑的なソロ・パートを際立てていくピアノ・プレイと共に、微細な音響/SEが溶け合い、気がつくとダブ/レゲエ的なリズム/グルーヴ迄も内包した魅惑のメロー・ジャジー・ダンスTRKヘと到達していく「Blossums」!

ジャズ、ソウル、アフリカ、南米、カリブ等のブラック・ルーツ・サウンドを血肉化したアフロ・アメリカンならではの感覚と、Vakula以降のポスト・ビートダウン〜ロウ・ディープハウス・サウンドの飽く無き進(深)化の融合の到達点の一つといえる、素晴しい作品を届けてくれました!!
これはパワープッシュさせて頂きますよ!!


A. Anuhmarc 試聴
B1. Oba-Ah 試聴
B2. Blossums 試聴

1,760円(税込)

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