year/2000s (org. 1970)
country/France
label/L'arome Productions (org. Saravah)
1970年に録音されたフレンチ・ジャズの秘宝「Baroque Jazz Trio / BJT」正規再発。古くからは本国フランスは勿論、世界中のジャズコレクターからの人気が高い激レア盤である。
チェロ奏者Jean-Charles Caponを中心に、ドラムのPhilippe Combelle、ピアノ奏者Georges Rabolからなる「バロック・ジャズ・トリオ / Baroque Jazz Trio」が、1970年にフランスのSaravahに残したアルバム。バロックと名乗っているが、ただクラシックとジャズの融合しただけのありがちなバロック・ジャズとは全く違う。演奏者達のクラシックとジャズの深い演奏力と知識を素に、オリエンタル、インディアン、ラテン、エスニック等、他の国の民族音楽を強く吸収し表現された独創的なジャズ作品に仕上がった。
冒頭のインド音楽に影響を受けたと思われるオリエンタル・ジャズ「Dehli Daily」では、後半になるにつれてメンバーの高揚感が重なっていく様はなんとも圧倒的。名前のとおりラテン・バロック「Latin Baroque」は、疾走するラテンリズムのジャズ・ダンサー。日本を思わせるイントロから一転、ヒップホップリスナーも好みそうな重たいロウビート(誰かサンプリングしていた?)で迫る「Zoma」。オリジナルLPに未収の7インチ「Orientasie」と「Largo」がボーナス・トラックとして本CDに収められている。その「Largo」が何とも哀愁溢れるメロディーで美しさの極みだ。
70年代当時のSaravahのプレスは非常にクオリティーが低い事でマニアには知られているが、この再発では3枚のオリジナル盤を使い、非常に丁寧なマスタリングを施している。
1. Dehli Daily >
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2. Terre Brulee
3. Chandigrah >
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4. Latin Baroque
5. Zoma >
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6. Ceser Go Back Home
-bonus track-
7. Orientasie
8. Largo >
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6. Ceser Go Back Home
sub category -
Strange Music -
Latin
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