year/2014

country/Japan

label/Grand Gallery (XQKF1083)

70年代から80年代にリリースされた、日本人アーティストのアーバン感を持つ作品、所謂シティ・ポップスを、参加アーティストがそれぞれの解釈で選曲しカバー。



いまジャズ・シーンで注目のai ichikawaが、これまたダンス・ミュージックで注目のmonologと山下達郎の「PAPER DOLL」を、そして今やシティ・ポップスのミューズ的な一十三十一が、カルロス・トシキ&オメガドライブの「アクアマリンのままでいて」をカバーなど、発売前から話題も盛り沢山な1枚に！



ジャケットには、大滝詠一のジャケットデザインを多く手がけた、永井博のイラストレーションを使用。





TRACK LIST

1. monolog+Ai Ichikawa/ PAPER DOLL

ジャズ・シーンで注目の市川愛と和製ロバート・グラスパーの異名を持つmonologによるファンキーなカバー。

オリジナルは、1978年リリースの「山下達郎/GO AHEAD」に収録。



2. 一十三十一/ アクアマリンのままでいて

シティ・ポップス・リバイバルの中心的ミューズ、一十三十一が、アレンジにカシーフ、塚田耕司によるPERMANENT AUDIO SERVICEを迎えて、まさにアーバンな仕上がりに。

オリジナルは、カルロストシキ&オメガトライブが1988年にリリース。1989年リリースのアルバム「be yourself」にも収録。ドラマ「抱きしめたい」の主題歌として話題に。



3. 武田カオリ/Mr.サマータイム

武田カオリによるメロウ・ソウル。サウンド・プロデュースにキリンジ、リトル・テンポのメンバーで知られる田村玄一を迎えて。スティール・パンをフィーチャーした切ないナンバー。

オリジナルは、1978年にデビューしたコーラスグループ「サーカス」のデビューシングルのカバー。当時100万枚を越える大ヒットとなる。原曲はミシェル・フュガン。




4. 小原英子/真夜中のドア

Grand Gallery初のリリース・アーティスト、VISION QUESTAのボーカル及びフルート担当。解散後、同レーベルからリリースのコンピレーション「 A TOUCH OF JAZZ」内で「甘い罠」でソロ・デビュー。昨年からソロ活動を再開。「真夜中のドア」は、石井マサユキ(TICA、GABBY & LOPEZ)のアレンジによるグランドビート風なアレンジに。

オリジナルは、1979年リリースの松原みきのデビューシングル。



5. 奇妙礼太郎/悲しくてやりきれない

永遠のスタンダードを奇妙礼太郎が切なくブルージィにギター弾き語りでカバー。

オリジナルは、1968年リリースのザ・フォーク・クルセダーズのセカンド・シングル。



6. 曽我部恵一/個人的メッセージ

ハイファイ・セットらもカバーした、ガロの隠れた名曲を曽我部恵一が美しいコーラス・ワークでアコースティックにミニマルにカバー。

1977年リリースのハイ・ファイ・セットのアルバム「ザ・ダイアリー 」 に収録。更に原曲は1975年リリースの「ガロ/吟遊詩人」に収録。



7. 中塚武/Still I love you

中塚武 が彼ならではのクラブ・ジャズを通過したジャジィなサウンドにアレンジ。オリジナルを彷彿とさせる甘い歌も魅力的。

オリジナルは、1983年リリースの安部恭弘のセカンド・シングル。



8. grooveman Spot&KASHIF / SAY GOODBYE

DJとしてはもちろんアーバンからテクノまで幅広いトラックメイカー、grooveman Spotと、一十三十一からスチャダラパーのライヴ、レコーディングに活躍のKASHIFによる、オリジナル・アーバン・サウンドの名曲を原曲を彷彿とするサウンドにアレンジ。

オリジナルは、佐藤博の1982年リリースのアルバム「AWAKENING」に収録。



9. 流線形/恋は流星part2

現在のシティ・ポップス・リバイバルの代表的なユニット、流線形による生演奏によるアーバン・ソウル。

オリジナルは、1977年リリースの吉田美奈子のアルバム「TWILIGHT ZONE」に収録。



10. YOSSY LITTLE NOISE WEAVER/ DO YOU REMEMBER ME

YOSSYとicchieの二人組による、加藤和彦プロデュースによる名曲のカバー。彼らならではのニュー・ウェーブ、エレクロニカを通過したポップ・ サウンド。

オリジナルは岡崎友紀。1980年に、YUKI名義で同タイトルどシングル、アルバム・リリース。



11. ヒックスヴィル/ほうろう

小坂忠によるティン・パン・アレーによるファンキーな演奏で知られる名曲をヒックスヴィルがカントリー、ラグタイム・テイストあるアコースティックなアレンジに。

オリジナルは、1975年リリースの小坂忠のアルバム「ほうろう」に収録。



12. Sotte Bosse / パレード

canaならではの幸福感に満ちたボーカルにナカムラヒロシによるクラブ・サウンドを消化したポップスに。

オリジナルは、1975年リリースのシュガー・ベイブのアルバム「SONGS」に収録。

















sub category - AOR - Mellow Groove - City Pops/Light Mellow/Japanese-AOR