Bass Culture(ベース・カルチャー)BOOK

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スカ、ロックステディ、ルーツ・ロック、ラヴァーズ、ダンスホール...。レゲエの歩みを描くことは、すなわちジャマイカの歴史をたどることでもある。ラスタファリズムのみならず、ジャマイカの社会・経済面にまでも言及、”低音文化=
レゲエ”の歴史を記した名著、遂に日本版として登場。



「ジャマイカの音楽は、いつの時代も純粋な音楽だ。ところがジャマイカの音楽について語られる時、音楽だけで語ることがたくさんあるのかもしれないが、その音楽が生まれた背景や、独立直前と独立以降に、ジャマイカという島が体験した変化や激動の時代について目が向けられることがない。しかし本書には、ジャマイカという小さな島で生まれ、世界に広まった音楽が創られる過程にあったものは、何ひとつみおとされずに語られている。しかも”レゲエはマジなビジネスだ”と心得ている本だが、読む人を踊らせることも決して忘れてはいない。ジャマイカの音楽は、それに値するだけの本をようやく手にしたのだ。」プリンス・バスター


Contents


まえがき/プレンス・バスター



「レゲエを聴くお客さんはこのスタイルあのスタイルといちいち分けたりしない。つまり、植民地時代を生き抜いて奴隷制の時代から脈々と続いてきたものが、
俺たちの音楽だ。スタイルの問題じゃない。ジャガイモ畑やバナナ農園の生まれだろうと、お金持ちだろうと、ジャマイカの人間はみんな歌を謳う。欲求不満
を取り除き、気持ちを高揚させるために歌う。協会であれ、ナイン・ナイツであれ、家の外であれ、週末のお楽しみの一つとして歌を歌う。下草を刈りながら歌
う。地面を掘りながら歌う。この音楽は生気に溢れている。楽はジャマイカ人の生き様だ。ただの音楽じゃない。この島の人間も、文化も、人が感じることも全部
そうだ。レゲエはジャマイカ人の生き様なんだよ」
ルーピー・エドワーズ



第一部/はじまりの一歩



「それはいつだって”ダウンタウン・ティング”だった。ダウンタウンの人間のものだった。でも、ただ音楽を聴くだけじゃない。機材が恐ろしくパワフルでヴァイブが
ものすごかったから、俺たちは音楽を”感じられた”んだ。ダンスをしていると、自分が本当に音楽の一部だと思えてくる。これは俺たちのものだ!ってね。だから
みんな、音楽のために何かをしたいという気持ちになったのさ」
デリック・ハリオット



第二部/一発触発



「ジャマイカが独立している状態ではないと、皆わかっていたよ。そして、音楽がスローダウンし始めた。まるでパーティーが終わったみたいに。みんな、何が
起っているのか、問題は何なのか、落ち着いて考えるようになった.自分で自分のために何かしたほうがいいと気が付いた。こうしてルードボーイの時代が
始まった。多くの人に取って、最初は、ルードボーイはロビン・フッドみたいに見えたと思う。シンガーたちがルードボーイの歌を歌い始めた。♪ルードボーイは
誰も恐れない/ルードボーイは恐れを知らない(Rudie don't fear no boy / Rudie don't fear)♪。これはルードボーイの何者をも恐れない態度が権威に
対する反抗だと受け止められていた時代の曲だ。しかし、暴力が手におえないレベルまでくると、今度はそれにおびえて生活しなければならなくなった」

ジミー・クリフ



第万部/煙たなびく



「客は『ディビディビダビドゥ!』はもうたくさんだ、自分たちの気持ちを表してくれる言葉がなければ、これ以上ダンスでは乗れないよ、という状況だった。そこに
俺のような新しい世代の若いディージェイがやってきた。俺たちにはお客の欲しいもの、感じていることが、よくわかっていた。サウンドシステムではお客との
距離がとても近い。大物プロデューサーがその昔、お客さんとの間に保っていた距離よりもずっと近かった。前の世代のディージェイが相変わらず"Chick a
bow”している頃、俺たちは、この音楽は何かを教えることができる音楽だと気だついたんだよ。テーマにしたには、キングストンでの生活、スピリチュアルな
ことやカルチャラルなことだ」
ビッグ・ユース



第四部/荒野に咲く徒花



「工事や配管工が『俺はプロデューサーだ。俺が今やっているのはプロデュースだ』と言うようなものだ。曲の質が低下するのは当然だろ。何しろ彼は作詞も
できないし、何をどうすればいいのかわからないんだから。でも『それがどうした?』と言って、プロデュース家業に飛び込んでくる。そういう連中が皆を惑わ
せるんだ」
ボビー・デジタル



全576項

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