year/2011
country/Japan
label/Grunt Style
Wax Poetics Japanの第17号。
Earth, Wind & Fire、Ramsey Lewisの他、Building Blocks、Bobby Womack、Dennis Coffey、Brainfeeder、Tony Allen、Al McKay、Terumasa Hino、Stepkids、Osaka Monaurail、Money Mark、Date Course Pentagon Royal Garden、Dday One、Push、POPY OILなど多数の濃厚な記事を掲載。
-以下卸元より-
Earth, Wind & Fire
宇宙の意思が生んだアース・ウィンド&ファイアは、70年代において最も成功したグループの1つとなった。グループ創始者モーリス・ホワイトは、頭の固いオーディエンスにくじけることなく、より神に近い次元で非常に多くのファンを獲得した。それでもなお、その音楽が夜空にきらめく星に届くまで、彼の歩みが止まることはない……デビュー40年を機に改めて考察する、時代を築いたスーパーバンドの過去、現在、そして未来。
Ramsey Lewis
ラムゼイ・ルイスは常に、ポップ・フィールドに活躍の場を求めてきた。現在までに、その年齢と同じ76枚のアルバムを世に送り出したこの卓越したピアニストは、アース・ウィンド&ファイアを招いた傑作『Sun Goddess』を筆頭に、リリースしたほとんどの作品をクロスオーバー・ヒットさせている。彼の最大の魅力は、その神がかった指先が奏でるソウルフルな旋律にあるのだ……ジャズの巨人が自ら語る、知られざる逸話。
Building Blocks
なぜUBB(Ultimate Breaks & Beats)は広く深く愛され、ヒップホップに不可欠な要素にまで発展したのか? 1986年に始まり、瞬く間にブレイクビート・コンピの永遠のスタンダードになったUBB シリーズ。僅か5年の間に計25作が発売された同シリーズは、完結から20年を経た今なお、DJ/ビートメイカーにとっての聖典として、不動の存在感を放っている。現代音楽に変革をもたらしたUBB の魅力と謎に深く切り込んだ総力特集。
Bobby Womack
ボビー・ウーマックはソウル・ミュージックの中継点である。おそらく同世代のどのアーティストよりも彼は、シーンの重要人物との繋がりを有している。それはまるで、業界にいるあらゆる人物と知り合いになり、一緒に演奏してきたと思えるほどに。生粋のギタリストであり、数々の名曲を生み出した名ソングライターであるボビー・ウーマック。ロング・インタビューにより、その40年以上に及ぶ音楽生活の秘話が明かされる。
Dennis Coffey
デニス・コフィーはヒット生産工場Motown のマシーンの1つとして、1時間に1曲と言えるほどのハイペースでヒット・ソングを量産してきた。さらに彼は「Scorpio」を始め、数々のギター・トラックも世に送り出した。セッション・ギタリストとして、また革命的なバンドのリーダーとして長きにわたり輝かしいキャリアを積んできた彼が、熱意と思い出を載せる10枚のレコードを選出。それら名作にまつわるエピソードを伝える。
Brainfeeder
至高のビートを響かせる新世代のレーベル、Brainfeeder。LA ビート・シーンの台風の目となったこの革新的レーベルの真実に迫るべく、首謀者フライング・ロータスに独自取材を敢行。さらに、スイサイダル・テンデンシーズのベーシストも務めるサンダーキャットや、同ムーブメントの紅一点トキモンスタ、ダンス・サウンドを縦横無尽に響かせるマーティンといった、Brainfeeder 所属アーティストの最新インタビューも掲載。