year/2011
country/UK
label/Soul Jazz
Soul Jazz Recordsの創始者Stuart BakerとGilles Petersonが監修のボサノヴァ・セレクション「
Bossa Nova and The Rise of Brazilian Music in the 1960s」に続く第二弾は、60年代のブラジル・ボサ・ノヴァ・シーンに一石を投じた名門インディペンデント・レーベル『エレンコ(ELENCO)』オリジナル・レコーディングからのコンパイル。
ボサ・ノヴァ・ムーヴメント中期に元オデオンのプロデューサー、アロイージオ・ヂ・オリヴェイラが主宰し誕生したエレンコは、当時黄金期を迎えていたアーティストや、ボサ・ノヴァ・ムーヴメント以前より活躍するベテラン・シンガーのリバイバル、そして後のMPBシーンで活躍することとなる気鋭ミュージシャンをデビューに起用させ傑作を連発。さらにはアーティスト単位のアルバムのみならず、エレンコ所属アーティストをセッションさせた企画アルバムを多数制作するなど、既に成熟期を迎えたボサ・ノヴァ・シーンに新たな息吹を吹き込む大胆な手法を取り入れ、数々の名盤を残したことで知られる。コスト削減のため赤/黒/白のポイントのみで彩られた印象的なアートワークでもシーンに大きな影響を与え、さながらボサ・ノヴァ・ムーヴメントにおける「ブルーノート」に位置づけられるといっても過言ではない。
そんなエレンコ・オリジナルの名トラックをSOUL JAZZがスペシャル・コンパイル。ナラ・レオン、バーデン・パウエル、エドゥ・ロボ、ホベルト・メネスカル、クアルテート・エン・シーほかCD化されるも廃盤となっている音源や、MPB-4の珍しい音源も含む充実の全23トラック。ボサ・ノヴァ/ジャズ/クラブ・ジャズ/レア・グルーヴ・ファンまでを巻き込む、注目リリース。
前作同様ライナー充実、豪華見開き仕様。
A1. Edu Lobo ‐ Resolucao
A2. Baden Powell ‐ Consolocao
A3. Quarteto em Cy ‐ O Canto de Ossanha
A4. Sergio Ricardo ‐ A Fabrica
A5. Edu Lobo ‐ Zanzibar
A6. Vinicius and Odetta ‐ Berimbau
B1. MPB-4 ‐ Beco do Mota
B2. Roberto Menescal ‐ Cinco por oito
B3. Nara Leao ‐ Maria Noite
B4. Sergio Ricardo ‐ Enquanto a Tristesse Nao Vem
B5. Edu Lobo ‐ Upa Neguinho
B6. Nara Leao ‐ Nana
C1. Baden Powell ‐ Candomble
C2. Edu Lobo ‐ Reza
C3. Quarteto em Cy ‐ Amoralina
C4. Lennie Dale ‐ sambar de Mudar
C5. Nara Leao ‐ Consolocao
D1. MPB-4 ‐ Cravo e Canela
D2. Lucio Alves ‐ Negro
D3. Baden Powell ‐ Coisa No.1
D4. Roberto Menescal ‐ Adriana
D5. Sylvia Telles ‐ Samba de Uma Nota So
D6. MPB-4 ‐ Sentinela
sub category - Bossa Nova - Jazz Samba - Jazz