year/2009

country/UK

label/Prime Nimbers

ここ最近かなりの話題となっているマンチェスターのTrus’me。そのTrus'me主宰「Prime Numbers」第11弾はこれがレーベル史上最高の布陣。

Mr.ScruffとKaidi Tathamのコレボレーション・トラック「Fresh Noodies」。Mr.Scruffの真骨頂とも言える、「生」の「鳴り」と「躍動感」に満ちあふれたドラムが多分にビートダウン感を意識しながらミッド・テンポでビルドアップ。そこにグルーヴィーな生ベースが加わり、Kaidiによるフルート、そして極上のフェンダー・ローズ・プレイが全編に渡り繰り広げられる70'sジャズ・ファンクへの愛と拘りを感じさせる傑作曲。

「Raw Cuts」からのポストMoodymann/Theo Parrish的なビートダウン・ハウス・サウンドのリリースをきっかけに今や飛ぶ鳥落とす勢いのMotor City Drum Ensembleによる「Got It」。ローズ・コード、ディスコ・ヴォーカル・サンプル、ストリングスを軸に,疾走感たっぷりにビルドアップしていく、KDJ〜Rick Wadeの流れを汲むジャジー・ダンス・トラック。

そしてラストはデトロイトSlum Villageポッセ、Andres a.k.a. DJ Dez がMichael Jackson「P.Y.T」のイントロのメロー・ジャジーなサンプルと声ネタを使いながら、極太のベースとキック/クラップで揺らすヒップホップ・ジャム「Jack City」。
全曲大推薦。



A. Fresh Noodles (Mr. Scruff & Kaidi Tatham)

B1. Got It (Motor City Drum Ensemble)

B2. Jack City (Andres a.k.a. DJ Dez)







sub category - Hip Hop - Beat Down