year/2010
country/UK
label/Prime Numbers
Trus'me主宰Prime Numbersのアルバム・リリース第4弾は、スコットランドはエジンバラでレコードショップUnderground Solu'shnも運営しLinkwoodと共にFirecrackerの中核を為すキーパーソン=Fudge Fingasの1stフルアルバム。
FirecrackerやPrime Numbers作品の殆どに参加しいるというFudge Fings自身の巧みなキーボードプレイが全編にFeaされ、かつてのジャズやソウル・ミュージックが持っていたあのライブ感を、類い稀なセンス、プロダクション・スキル、そしてミュージシャン・シップを持って、2011年のサウンド/グルーヴでアウトプットした素晴らしいアルバム。
Pat Metheny的なギターとキーボードが織りなす幻想的なオープニングから、淡いヴォーカルをFeatしながらグルーヴィーなソウル/フュージョン的ハウスへと展開していく「What Do You Do?」。
丸みのあるベースに導かれた70〜80'sソウル的なレイドバックしたグルーヴに、ヴォコーダー・ヴォーカルやギターが暖かくメローなムードを繰り広げる、メロー・ダウンテンポ・フュージョン・ソウル「If We're Going To Go」。
James Pantsにも通じるヒップホップ感覚のフュージョン・ファンク「S1ngularity」。
メローなキーボードを幾層にも響かせたトライバル感のあるオープニングから、シンセベース→ストリングス・シンセ→ヴィブラフォン等が立ち替わりにパートを取りながら、テンションをあげていくフュージョン・ディープハウス「Shake Off」。
Dam Funkのあのメローなフュージョン/エレクトリックなサウンドを、ドライブ感のあるブレイクビーツ・ハウス・グルーヴで展開したような「Polo」。
幻想的なシンセ/ストリングスをバックに、ピアノとベースが美しいフレーズを奏でていくノンビートのジャズ・スキット的な「Sudden Landing」。
柔らかなキーボード・リフ、揺らめく様なギターが織りなす暖かなムードに、淡い男性ヴォーカルが溶け合う様にFeatされたブレイクビーツ・ソウル「Silent Statues」。
ヴィブラフォン、ギター、シンセ・ベース、ストリングス・キーボードが、心にしみる暖かさと高揚感をもったジャズの世界を描くダウンテンポ「Mind Swamp」。
かつてのJazzanovaを思い起こさせる練り込まれた展開/構成でハートウォームなジャズ・ソウル・ビートダウン的な世界を繰り広げる「It's The Music」。
「特集BOLG」
A1. What Do You Do?
A2. If We're Going To Go
B1. S1ngularity
B2. Shake Off
B3. Sudden Lannding
C1. Polo
C2. Silent Statues
C3. The Tree
D1. Mind Swamp
D2. It's The Music
sub category- Soul - Beat Down