[Cassette Tape]
Mos Def : The Ecstatic
■ Label:
Rhymesayers Entertainment (ライムセイヤーズ・エンターテインメント)
■ Catalog No: RSE395CASS
世界各地の音楽とヒップホップを結び付けたMos Defの2009年作『The Ecstatic』。Madlib、J Dillaらが集結した名盤が、赤白2色印刷の透明レッド・シェルと6面Jカードを備えたカセットで15年以上を経て待望の正規復刻!
Mos Defが世界各地の音楽と向き合った2009年の重要作
歴史的デビュー・アルバム『Black on Both Sides』の発表から10年という節目にあたる2009年、
Mos Def (モス・デフ)によって発表された通算4作目のアルバム『The Ecstatic』。Mos Defは現在、yasiin bey名義で活動しています。
先行する『The New Danger』『True Magic』での大胆な実験を経て、90年代ブーンバップの精神と中東音楽、インド映画音楽、アフロビート、ラテン、ブラジリアン・ファンク、サイケデリック・ロックを横断。ヒップホップを世界各地の文化や社会状況へ接続しながら、戦争、移民、信仰、共同体、日常を生き抜く人々の姿を、鋭い観察眼と躍動的な言葉で描いた2000年代後半の重要作です。
アルバム名は作家Victor LaValle (ヴィクター・ラヴァル)の小説『The Ecstatic』から採られたもの。ジャケットにはCharles Burnett (チャールズ・バーネット)監督の映画『Killer of Sheep』の一場面を赤く彩色したスチルが用いられ、作品に通底する都市生活の現実、黒人コミュニティーの記憶と尊厳を象徴的に伝えています。
発表当時から高い評価を受け、第52回グラミー賞では最優秀ラップ・アルバムにノミネート。さらに収録曲「Casa Bey」も最優秀ラップ・ソロ・パフォーマンス候補となり、Mos Defのキャリアを語る上で欠かせない作品として確固たる評価を築きました。
Madlib、J Dillaらの個性が交差する緻密なプロダクション
アルバムの中核を担うのは、独創的なビートメイクで知られる
Madlib (マッドリブ)。インド映画音楽やサイケデリックなサンプルを緻密に解体し、Mos Defの変幻自在なフロウを包み込む幻惑的なビートを構築しています。
さらに、デトロイトを代表するビートメイカー
J Dilla (J・ディラ)、Madlibの実弟
Oh No (オー・ノー)、Mos Defの長年の盟友
Preservation (プレザヴェーション)、The Neptunesの
Chad Hugo (チャド・ヒューゴ)、フランスのMr. Flash (ミスター・フラッシュ)、
Georgia Anne Muldrow (ジョージア・アン・マルドロウ)らが参加。
ファットなドラムと断片的なサンプル、ジャズやソウルの響きが次々と交差し、ひとつの地域やジャンルには収まらない濃密な音響世界を完成させています。
「Supermagic」――トルコ産サイケデリアが切り開く衝撃の幕開け
トルコを代表するシンガーSelda Bağcan (セルダ・バージャン)のサイケデリック・フォークをOh Noが大胆に再構築。唸るようなエレキギターとヘヴィなドラム、Mos Defの鋭いラップが一体となって雪崩れ込む、アルバムの越境的な世界観を一撃で提示するオープニング・ナンバーです。
ファンク、インド音楽、アフロビートを横断する多彩な楽曲群
「Twilite Speedball」はChad Hugoのプロダクションが光るファンク・チューン。躍動するブラスと硬質なドラムが生み出す疾走感の中を、Mos Defの滑らかでリズミカルなフロウが駆け抜けます。
「Auditorium」はMadlib制作によるインド映画音楽由来の幻想的なビート上で、Mos Defとヒップホップ史上屈指のストーリーテラー
Slick Rick (スリック・リック)が共演。異なる語り口と異国情緒あふれるサウンドが溶け合った、本作を象徴する一曲です。
「Priority」――アーカイヴ映像が伝える制作期の空気
短い演奏時間の中へ濃密なソウルを封じ込めた楽曲。2026年の再発に際して公開された公式映像は、アルバム制作、プロモーション、ツアー期間中に撮影された貴重なアーカイヴ映像のみで構成され、当時のMos Defと周囲の空気を生々しく映し出します。
アフロビートから内省的なソウルへ向かう後半の展開
「Quiet Dog Bite Hard」は荒々しいアフロ・パーカッションとミニマルなベース・グルーヴが脈打つフロア・キラー。Mos Defのリズミカルなトースティングが、ヒップホップとアフリカ音楽のつながりを鮮烈に浮かび上がらせます。
「Roses」はGeorgia Anne Muldrowによる浮遊感あふれる鍵盤と歌声を中心に据えた、スピリチュアルでソウルフルなダウンテンポ・ナンバー。アルバムの中でひときわ柔らかく、内省的な時間を生み出しています。
「History」ではJ Dillaが遺した温かなソウル・ループの上で、Mos Defと
Talib Kweli (タリブ・クウェリ)が再びマイクを交わします。伝説的ユニット
Black Star (ブラック・スター)として歩んできた2人の歴史と絆が刻まれた、アルバム後半のハイライトです。
「Casa Bey」――ブラジリアン・グルーヴで迎える祝祭的なフィナーレ
ブラジルの名グループBanda Black Rio (バンダ・ブラック・リオ)による「Casa Forte」を基盤に、ブラジリアン・ジャズファンクの熱気とMos Defのスリリングなラップを一体化。アルバムのテーマである“Ecstatic=恍惚”を祝祭的な高揚へと結び付けるエンディングです。
透明レッド・シェルで楽しむオフィシャル・カセット版
長らく正規フィジカル再発が待ち望まれてきた『The Ecstatic』が、名門
Rhymesayers Entertainment (ライムセイヤーズ・エンターテインメント)よりカセットテープで登場。
全16曲をSide AとSide Bへ収録。ブラック・ライナーを備えた透明レッド・シェルには、両面へ赤と白の2色印刷が施されています。クリアケースと6面構成のJカードを組み合わせ、シュリンク包装にマーケティング・ステッカー付き。作品の赤いアートワークをカセットの小さなパッケージへ落とし込んだ仕様です。
世界各地の音楽と先鋭的なビート・サイエンス、Mos Defの知的かつ身体的なラップが緊密に結び付いた、オルタナティヴ/アンダーグラウンド・ヒップホップ史に残る一作です!
Track List
A1 - Supermagic
A2 - Twilite Speedball
A3 - Auditorium (feat. Slick Rick)
A4 - Wahid
A5 - Priority
A6 - Quiet Dog Bite Hard
A7 - Life In Marvelous Times
A8 - The Embassy
B1 - No Hay Nada Mas
B2 - Pistola
B3 - Pretty Dancer
B4 - Workers Comp.
B5 - Revelations
B6 - Roses (feat. Georgia Anne Muldrow)
B7 - History (feat. Talib Kweli)
B8 - Casa Bey
試聴 (Listen)
■商品詳細
・Artist -
Mos Def (モス・デフ)
・Title - The Ecstatic (ジ・エクスタティック)
・Label -
Rhymesayers Entertainment (ライムセイヤーズ・エンターテインメント)
・Catalog No - RSE395CASS
・Country - IMPORT (輸入盤)
・Release Date - 2026年8月14日
・Original Release Date - 2009年6月9日
・Year - 2026
・Format - Cassette Tape (Transparent Red Shell / カセットテープ)
・Packaging - Black Liner / Two-Sided Red & White Imprint / Clear Case / 6-Panel J-Card / Shrink Wrap / Marketing Sticker
・Genre - Hip Hop / Conscious Hip Hop / Alternative Hip Hop / Boom Bap / Underground Hip Hop (ヒップホップ / コンシャス・ヒップホップ / オルタナティヴ・ヒップホップ / ブーンバップ / アンダーグラウンド・ヒップホップ)
・Barcode / JAN - 0826257039545