Wax Poetics Japan No.01 (Book)

  • Wax Poetics Japan No.01 (Book)
wax poetics japan no.1



year/2008

country/Japan

abel/Grunt Style

超良質な音楽雑誌Wax Poeticsの記念すべき日本語版「Wax Poetics Japan」の創刊号。


-以下卸元より-

Herbie Hancock

ハービーの長いキャリアの中でも、1969年から1972年までのおよそ3年間に焦点を絞って書かれた記事だ。それは、1973年『ヘッドハンターズ』で衝撃を起こす前夜までのドキュメントである。ハービーはこのワーナー時代に何を試行錯誤し、何を学んだのか。そして、いかなる道のりで『ヘッドハンターズ』へたどり着くのか。1969年頃の詳細な時代背景と、ハービー、その周辺取材による総力特集記事である。ハービー・ハンコック・オタクで有名な、イギリスのテクノ/エレクトロ・ジャズ系プロデューサー "アズ・ワン"のカーク・ディジョルジオの素晴らしい執筆記事。


Roy Ayers

BBEのピーター・アーダクワーがロイのアメリカ東海岸の自宅から、発売準備万端となったロイの黄金時代の100曲以上の未発表曲という考えられないほどの宝物を持ってイギリスに戻るとすぐに、ロイは毎年恒例となっているロンドンの有名なジャズ・クラブ「ロニー・スコット」に来ていた。我々が彼を捕まえたのは、そこでのある午後のことだ。HVW8のアート、レコード・ジャケット集2ページを含んだインタビュー記事。


Donny Hathaway

本稿では1972年の『Donny Hathaway:Live』のアルバムについてバックグラウンド情報の詳細を掘り下げ、このソウル・クラシックとなったアルバムがなぜ時を超え賞賛されるのか、その理由を探ってみる。ジャズ・ギターリストであり、Wax Poetics誌でも度々執筆する高く評価されているライター"Andrew Scott"の執筆記事。


Bobbi Humphrey

「ママ・ドン・ダダ」という愛称で知られるボビー・ハンフリー。彼女の伝説的ブルーノート作品について屈託なく語り、さらに、ミゼル・ブラザーズ、スティービー・ワンダーとの当時のエピソードなども語ってくれた。ニューヨーク・シティに住むフリーランスの音楽ジャーナリスト、Rico "SUPERBIZZEE" Washingtonによるインタビュー記事。


Muro

ジャズの重要レーベルで多くのレジェンドを排出してきたブルーノートの伝説プロデューサー "ミゼル・ブラザーズ"の楽曲を使ったミックスCDをメジャーのEMIからリリースする、King of Diggin'ことDj Muro。9月下旬に行われたインタビューによって、今回実現したミゼル楽曲Mix CDの経緯を探る。


Cti art director Bob Ciano

ボブ・チアーノは、クリード・テイラーが設立したCTI、Kudu、そしてSalvationといったレーベルでその最盛期にアート・ディレクターを務め、アーティストたちのアルバム・カヴァーを数多くデザインした人物である。クリード・テイラーとの思い出、あの特徴的なCTIのアルバム・ジャケットがどのようにしてデザインされていたのか、など当時を思い起こしながら語ってくれた。


Louie Vega 12x12

マスターズ・アット・ワークのルイ・ベガに特別な意味合いを持つ多くの12インチ・シングルの中から12枚を選んでもらった。実際に彼は40枚以上のレコードを用意してくれ、今回紹介されているのは彼が少し残念に思いながらもその中から選びに選び抜いたものだ。


Ricky Powell

80年代から活躍している、伝説的写真家 "リッキー・パウエル"の貴重写真集。ヒップホップ・アーティスト、セレブ、NYストリートを撮り続けた、ストリートの生き証人。本人へのインタビューも敢行し、ビースティー・ボーイズ、Run-DMC、リン・ゴールドスミス、キース・へイリング、Futura2000、ドンディなどの話が出てくる。


RZA

現在はスポットライトが当たっているわけではないが、彼にとってはそれも好都合だ。なぜなら、彼がレーベルDigital Recordsから送り出す、ノース・スター、ディヴィジョン、シュガ・バン・バン、テキータといった新人たちを育て、本人もアーティストとして成長・成熟する時間が十分に確保できるからである。S.H.フェルナンドジュニアによるインタビュー記事。


Jazz & Soul Covers Beatles

ブラックミュージックに大きな影響を受けていたビートルズの各種証言や、それによって、メインストリームにアクセス出来るようになった黒人アーティスト達の声を織り交ぜた、当時の時代背景を探る記事。世界で一番カヴァーされているアーティストであるビートルズ。その中からジャズとソウルのアーティストがカヴァーしたレコードを数十枚紹介。


Gilles Peterson

カムデンの伝説的なクラブ "Electric Ballroom"でそのDJキャリアを、ヴェテラン・ラテンジャズのボス、ポール・マーフィーの後を引き継ぐ形でスタートさせた。その当時の背景や、どのように今の立ち位置を確立させたのかを語って貰った。同時にジャイルスが気に入っているレコードを12枚紹介。


Jazzanova

もう10年以上も高い知名度と人気を維持しているベルリン出身のDJ/プロデューサー・チームJazzanova。『InBetween』から6年経ち、新たなサウンドを展開するジャザノヴァの現在の声を聞きにいく。


Afrika Bambaataa

クラフトワークの「Trance-Europe Express」、エレクトロ・ファンク、ブレーク・ビート、フランス、日本ツアーなどの話を織り交ぜたWax Poeticsによるインタビュー記事。


Kon & Amir

10年以上もの間ホコリの被ったレコードに針を落とし発掘を続け、2人がボストンのレコード店にて出会った後、1996年に『OnTrack』と言うミックス・テープ・シリーズの第一弾をリリースしている。それから10年後には、2人は6本の『OnTrack』シリーズをリリースし、レコード・ディギンを新たなレベルへと推し薦めた。そんなコン&アミールが読者のために、貴重な10枚のレコードを紹介してもらう。


Music Mobility

ポータブル・プレイヤーのデザインは多種多様で、ラウンジ時代、ジェット時代、小型トランジスタが流行した時代のもの、宇宙的デザインのものに至るまで、それらの製品が発売された時代の美学と流行を反映させたものが多い。それらの中のいくつかは未だにコレクターの間で根強い人気を誇っている。


Jackson Conti, Madlib & Mamão

07年に、B+率いるMochillaから発売されたDVD『Brasilintime』と、最近同レーベルから発売されたAzymuthの名ドラマー、Ivan "Mamão" ContiとMadlibのコラボレーション・アルバム『Sujinho』に関する記事。


Brasilintime

『Keepintime〜Brasilintime』プロジェクト。'00年にLAのフォトスタジオにて行なわれたこのセッションの模様はDVD『Keepintime』にも収録されているが、幸運にもこの撮影を担当したアイルランド出身のフォトグラファー、B+は新たな可能性を見いだし、その後、8年以上も続く壮大なプロジェクトを自ら率いることとなる。


Sound of New York mixed by Mr Itagaki aka Ita-Cho

パトリック・アダムスと、ディスコ/DJフィールドに絶対的なネットワークを持つビジネス・フィクサー、ピーター・ブラウンとがハーレムに立ち上げたレコード・レーベル"P&P"。真っ黒なディスコ/ラップ/ファンク/ソウルを12インチ・シングル中心にリリースし続けたインディペンデント・レーベルのその楽曲をMr. Itagaki a.k.a. Ita-ChoがMix CDとしてリリース。


Marva Whitney

ファンキーかつフレッシュな魅力で「ソウル・シスター No.1」として親しまれている唯一無二のシンガー、マーヴァ・ホイットニー。『I Am What I Am』(Shout! Records)に関するショート記事。By Matt Rogers


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0円(税込)

定価 1,026円(税込)

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