CIRCLE 9 / C90010LP / 2024
NY拠点のトランペットプレイヤーで、Eddie Palmieriのグループなどでも活躍するJonathan Powellによる、極上のラテン・ジャズ・アルバム『MAMBO JAZZ PARTY』がリリース。
ドライブ感溢れるラテンジャズ「Juancito」にはじまり、エレピも巡る「Hope」、艶やかなVo.をFeatした「You’re Everything」、そしてHerbie Hancockの名曲「Butterfly」などなど、現在のNYラテンジャズの世界を堪能できる1枚に。
DOUG BEAVERS主宰CIRCLE9の新作は、Eddie Palmieri、Arturo O'Farrill、Miguel Zenon、Spanish Harlem Orchestraなどで活躍してきたラテンジャズ・トランペットのファーストコール=JONATHAN POWELLの'24ニューアルバム。
本作のアイデアは、JONATHANが学生たちにマスタークラスの指導をしていた際に生まれた同僚のBONGO奏者との会話だった。彼はサルサとマンボのカンパーナ(カウベル)の重要性を説明し、ボンゴからカンパーナへと 楽器を切り替える瞬間=パーティータイム突入の合図であることを身をもって学んだのだ。そんなパーティータイムの真髄をとらえようというのが本作だ。
ラテンジャズ、マンボの系譜にしっかりと位置付けられているのはもちろんだが、一方でReturn to ForeverやWeather Report、さらにはSnarky PuppyやThundercatら広義のクロスオーバージャズからも影響を受けているのだという。
エレクトリック楽器が持つある種のなめらかさを加えたアンサンブルを支えるのはレーベルオーナーである BEAVERSをはじめ、Axel Tosca、Manuel Valera、Luques Curtis、Camilo Molina、Luisito QuinteroといったNYきってのトップ・ミュージシャン、そしてAriacne Trujilo、Anthony Almonteといった最高の歌手たちだ。 最高峰の演奏と、モダンで洗練されたアンサンブル。まさに現代ラテンジャズの粋を集結させたようなアルバムと言っていいだろう。
A1.Juancito (feat. Jimmy Bosch & Louis Fouché)
A2.Hope (feat. Nir Felder & Itai Kriss)
A3.You’re Everything (feat. Ariacne Trujilo)
B1.Butterfly (feat. Manuel Valera)
B2.Inner Urge
B3.Un Dia Bonito II Intro
B4.Un Dia Bonito II (feat. Anthony Almonte)