Wayne Shorter : Celebration, Volume 1 (2LP)
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JANコード 0602465350692
Blue Note / 653-5069 / Import / 2024
2023年3月に89歳でこの世を去った伝説のサックス奏者/作曲家、ウェイン・ショーター。その彼の没後初となる公式作品『セレブレーション Vol. 1』がリリース。
■本作は、ウェインが生前からブルーノートとリリースの計画を進めていた、本人監修によるアーカイヴ・シリーズ四部作の第1弾に位置付けられるアルバム。2014年10月18日にスウェーデンのストックホルム・ジャズ・フェスティヴァルで行われたライヴを収録している。ダニーロ・ペレス (p)、ジョン・パティトゥッチ (b)、ブライアン・ブレイド (ds)を率いた後年のレギュラー・カルテット編成で、「ゼロ・グラヴィティ」、「スマイリン・スルー」、「オービッツ」、「ロータス」、「シー・ムーヴス・スルー・ザ・フェア」といった楽曲をスリリングに披露。崇高さすら感じられる白熱の演奏が捉えられており、彼のキャリアの中でも全盛期の一つと言える至高のサウンドを堪能出来る。
■本作について、ウェインの妻であるカロリーナは、「2022年の秋、ウェインに音源を整理してもらうために、エンジニアのロブ・グリフィンが彼に未発表音源をたくさん送り始めたの。ウェインは四六時中その音源を聴き始めた。私が家で何かをしているとき、電話で話しているとき、仕事をしているとき、彼は『カロライナ!この曲を聴きに来て!このバンドがどんなプレイをしているか聴いてくれよ!』と叫んでいたわ。ウェインは細かいメモも残した。そのうちのいくつかはこのアルバムにも収録しているの。彼は(本作収録の)ストックホルムのコンサートを聴いて、『これをアルバムにしよう!』と言ったわ。それから彼はもっといろいろなものを聴き始めて、時間が経つにつれて、アルバムは1枚だけでは足りないことに気づいた。ウェインは当初、このコレクションを『未確認飛行物体』(Unidentified Flying Objects)と名付けたがっていたわ。バンドが演奏する音がUFOだと思っていたみたい!2023年1月、最後に入院したときも彼はトラックを選び、アルバムのレイアウトを続けたの。彼の使命の根底にある『決して諦めない』というスピリットはかつてないほど強くなって、多くの音楽をリリースすることに興奮していたわ。そのリリースが実現する頃には自分はもうこの世にはいないだろうと彼が気づいたのは、人生最後の10日間になってからだった。彼は残された時間で人生を祝う必要性を感じて、このシリーズのタイトルをセレブレーションにすることを決めたの。私は『そうよ、ウェイン!人生をお祝いしましょう!完璧なタイトルだわ!』と言ったわ」と語っている。
〈パーソネル〉Wayne Shorter(ts, ss) Danilo Perez(p) John Patitucci (b) Brian Blade(ds)
トラックリスト:
1. Zero Gravity to the 15th Dimension 2. Smilin' Through
1. Zero Gravity to the 11th Dimension 2. Zero Gravity to the 12th Dimension 3. Zero Gravity - Unbound 4. Orbit 5. Edge of the World (End Title)
1. Zero Gravity to the 90th Dimension 2. Lotus
1. She Moves Through The Fair
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