John Coltrane with Eric Dolphy : Evenings at the Village Gate (2LP)

  • John Coltrane with Eric Dolphy : Evenings at the Village Gate (2LP)
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JANコード 602455514196
impulse! / 555-1419 / import

ジャズ界を代表する伝説の2人、ジョン・コルトレーンとエリック・ドルフィーによる幻の未発表音源が発掘!


本作は、ニューヨーク公共図書館で最近発見された録音。エンジニアのリッチ・アルダーソンがクラブの新しいサウンド・システムのテストの一環として録音したもので、紛失したかと思えば発見され、またニューヨーク公共図書館の膨大なサウンド・アーカイヴの中に埋もれていたもの、そんな貴重音源がついに発掘された!

コルトレーンが自身のクインテットで伝説のヴィレッジ・ゲートで1961年8月に行った1ヶ月間のレジデンシー公演時にライヴ録音されたもので、90分の未発表曲で構成されている。ドルフィーはこの3年後に惜しくもこの世を去り、この録音は彼らの伝説的なヴィレッジ・ゲート公演の唯一のライヴ録音となっている。コルトレーンのクラシック・カルテットはまだ十分に確立されておらず、その夜、コルトレーンのグループには、先見の明のあるマルチ・インストゥルメンタリスト、エリック・ドルフィーの5人目のメンバーがいたのである。コルトレーンの有名な曲(「My Favorite Things]」、「Impressions」、「Greensleeves」)に加え、ドルフィーのバス・クラリネットによる「When Lights Are Low」や、コルトレーンの作曲した「アフリカ」の、ベーシストのアート・デイヴィスによるスタジオ録音ではない唯一の音源が収録。

この録音は、ジョン・コルトレーンの旅における特別な瞬間、すなわち、彼の特徴である恍惚としたライヴ・サウンドが、62年から65年の彼のクラシック・カルテットと共通する、成熟し始めた1961年の夏、彼が造詣の深いアフリカのソースからインスピレーションを得て、スタジオ(Ole)とステージの両方でツー・ベースのアイデアを試していたときを表している。この「アフリカ」の貴重な録音は、当時の彼の広大なヴィジョンを捉えている。

本作はジョン・コルトレーンとエリック・ドルフィーの切なくも短い関係を紹介するものである。コルトレーンはロサンゼルスで初めてドルフィーと出会い、ドルフィーが1959年にニューヨークへ移住した後、再び親交を深めた。2人ともビバップの絶頂期に生まれ、ハーモニーと感情表現に深い関心を持ち、演奏にヴォーカルのような効果と広い感情の幅を採用していた。コルトレーンのダークでスラスラしたフレージングに、ドルフィーの明るくシャープな声という二人の特徴的なサウンドの組み合わせは、ヴィレッジ・ゲートでの歴史的な公演のユニークでエキサイティングな特徴となっている。

このリリースには、ヴィレッジ・ゲートでの夕べに参加した2人、ベーシストのレジー・ワークマンとレコーディング・エンジニアのリッチ・アルダーソンによるエッセイが添えられている。さらに、歴史家のアシュリー・カーン、ジャズ界の巨匠ブランフォード・マルサリスとレイクシア・ベンジャミンが、レコーディングに関する貴重なエッセイを寄せている。

John Coltrane(ss,ts)
Eric Dolphy(b-cl,as,fl)
McCoy Tyner(p)
Reggie Workman(b)
Art Davis(b)
Elvin Jones(ds)

[LP 1]
● Side-A
1 マイ・フェイヴァリット・シングス
My Favorite Things

● Side-B
1 ホエン・ライツ・アー・ロウ
When Lights Are Low

2 インプレッションズ
Impressions

[LP 2]
● Side-A
1グリーンスリーヴス
Greensleeves

● Side-B
1 アフリカ
Africa

5,610円(税込)

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