year/2016
country/UK
label/
Brownswood Recordings (BWOOD0155LP)
NYのRobert Glasper、LAのKamasi Washington、マンチェスターのゴーゴー・ペンギンやママル・ハンズ、メルボルンのハイエイタス・カイヨーテなど世界各国で新たなジャズの潮流が巻き起こる中、その全てを予見してきたGilles Petersonの『Brownswood』より、ロンドンを拠点に活動するアフリカ系テナー・サックス奏者=Shabaka Hutchingsが南アフリカの精鋭ジャズマン達を率いた初リーダー作品のリリースを発表!!
ジャズはもちろん、その個性豊かなプレイヤビリティはサンズ・オブ・ケメット、ザ・コメット・イズ・カミング、メルト・ユア・セルフ・ダウンなどボーダーレスなバンド活動でも存分に発揮され、近年ではサン・ラ・アーケストラの一員として活躍し、ムラトゥ・アスタトゥケからジョニー・グリーンウッドまで幅広いアーティストとコラボレート。
JazzFMやMOBOなど数々の音楽賞を受賞してきた。わずか1日でレコーディングされたという今回のアルバムは、ハッチングスが長年称賛してきた南アフリカのジャズ・ミュージシャン集団と行ったセッションの記録である。マックス・ローチ、アーチ―・シェップ、そしてユセフ・ラティーフに師事したアフリカを代表するサックス奏者ジム・ンガワナや南アフリカのセロニアス・モンクの異名をとったベキ・ムセレクといった偉人達もかつて籍を置いたこのグループは、ハッチングスの書いた曲の中で自分達自身を再構成しながら、そこに南アフリカの血脈を注入。アメリカン・ジャズの系譜に彼ら独自の観点をもたらしている。
ジョン・コルトレーン『至上の愛』、ファラオ・サンダース『ラヴ・イン・アス・オール』、『Black Jazz Records』諸作、そして2015年のKamasi Washington『ザ・エピック』への回答とも言うべき、UKブラック・ジャズの最高峰がここに誕生した。
パーソネル
Shabaka Hutchings:Tenor sax
Mthunzi Mvubu:Alto sax
Mandla Mlangeni:Trumpet
Siyabonga Mthembu:Vocals
Nduduzo Makhathini:Rhodes, piano
Ariel Zomonsky:Bass
Gontse Makhene:Percussion
Tumi Mogorosi:Drums
A1. Mzawandile
A2. Joyous
B1. The Observer
B2. The Sea
C1. The Observed *
C2. Natty
C3. OBS *
D1. Give Thanks
D2. Nguni
sub category - Nu-Jazz - Spiritual Jazz - Modal Jazz