year/2015 - repress
country/UK
label/
Brownswood Recordings (BWOOD026LPB)
LP/180G重量盤(DLコード付き)
リリース当時にJose Jamesの声と音楽性に魅了された
Gilles Petersonが「15年にひとりの逸材」と断言!!
今や、ロバート・グラスパーと並んで、ジャズの名門レーベル「Blue Note」の新時代を象徴するアーティストにまで成長したJose Jamesのデビュー・アルバムであり、その後、ジャズのニュー・ヒーローとなる彼の原点を収めた名盤『The Dreamer』が正規再発!!
アナログ発売当時は即完売し早々にレア化、入手困難となっただけに今回の再発は嬉しい!!
【新解説:柳樂光隆氏によるアルバム・レビュー】 (Jazz The New Chapterより抜粋)
人力ドラムンベースの「Love」(M-1)から始まり、コール &レスポンス形式のスピチュアルなローランド・カークの「Spirits Up Above」(M-2)でヒップホップ以降を投入、そこからアート・ブレイキーの名曲「Moanin'」(M-3)に流れる。フレディー・ハバード「Red Clay」をサンプリングして作られたフリースタイル・フェローシップ「Park Bench People」(M-4)のソウル・ジャズなカヴァーも、ここに置くことでホセが敬愛するジョン・ヘンドリックスのスキャットやヴォーカリゼーションも想起させて、ジャズとヒップホップのナチュラルかつ高度な融合を感じさせる。「Red」(M-7)でウェイン・ショーターを、「Velvet」(M-9)でジョン・コルトレーンを引用してジャズの歴史へリスペクトを捧げ、スパイク・リーの父ビル・リーの「Nola」(M-6)や、キング牧師をイメージした歌詞の「The Dreamer」(M-8)でアメリカの黒人史にもコミットする。
最近のスタイルを暗示するようなシンガー・ソングライター風の「Winterwind」(M-10)も改めて聴き返したい。
あらゆる文脈をロンドンの地からクールに分析・俯瞰し、それを熱のこもったジャズに置き換えた、あまりにも出来過ぎた出発点。
1. Love
2. Spirits Up Above
3. Park Bench People
4. Blackeyedsusan
5. Nola
6. Red
7. The Dreamer
8. Velvet
9. Winterwind
10. Desire
sub category - Nu-Jazz - Nu-Soul