year/2016
country/Japan
label/
Wonderful Noise (WN12015)
※300 枚完全限定プレス!! (追加プレス無)
2015年12月に『Wonderful Noise』よりリリースされたWaajeed(PPP,Bring47)プロデュースによる彼女のフルアルバム『AUTOMATIC』も記憶に新しい。
その『AUTOMATIC』が
LADI6のルーツとも言えるヒップホップ/R&Bを押し出していたのに対して、本作、最新シングル「Beffy」では“ソウルフルなエレクトロ・ミュージック”という、新たな路線を提示!!
ニュージーランドのアーバン・ミュージック・シーンを代表する女性シンガー=LADI6。これまでの作品ではルーツとも言えるヒップ ホップ/R&B を押し出していたのに対して、本作「Beffy」 では“ソウルフルなエレクトロ・ミュージック”という、新たな路線を提示。
そのサウンドは、これまでのLADI6のイメージを一歩前進させる新鮮さを持っている。その中核を担うのは、 ブランドン・ハルのシンセのフレーズ。テクノ~ニューウェイブなシーケンスの旋律に、フックでソウルフルなコ ードを加えることで、曲の世界観を巧みに広げている。そこに
Julien Dyneの軽快なドラムが絡むことで、 オーガニックなグルーヴを生み出している点も興味深い。トラックを構成するのはこれらの2つの楽器に加えてLADI6の歌のみ。ミニマルなダンス・トラックに仕上げることで、彼女の特徴でもある後ろに引っ張るリズム感と ハスキーな声を引き立てている。特にリズムマシンによる機械的なグルーヴではなく、ダインによる人力で軽快な ビートを用いることで、エレクトロ・ミュージック的なアレンジでありながらも、アンサンブルや歌に抑揚が生ま れ、それが何とも独創的なグルーヴを生み出しているのだ。また、そんなヒューマンなアンサンブルを “いかにも” ではなく、あくまで “サラリと” 演出しているあたりが、LADI6と彼女を支える制作陣のセンスの良さと言える。
これが「Beffy」で提示したLADI6流のエレクトロ・ミュージックだ。
A1.BEFFY
B1.BEFFY instrumental
(written by B.Park, K.Tamati & B.Haru)
Vocal : Ladi6 (aka Karoline Tamati)
DJ/Mixer : Parks
Drums : Julien Dyne
Key : Brandon Haru
sub category - Nu-Soul