Sleep Records (SLPL-001) 2021
MIXCD & Disc Pouch

ガレージギアメーカー“PLATFORM”による防水・耐久性能を有したハンドメイドポーチに DJ Casinによる自然に寄り添ったDay&Night MIXがインクルードされたスペシャルなアイテム。


▲Mixpack#01 “..But,Beautiful day’s” Mixed by DJ CASIN
僕にとって記念すべきファーストリリースを担当してくれたのは仙台の奇 才DJ Casin。この話を彼に持ちかけてから一週間も経たないうちに僕の手 元にこのMIXが届いた。mixpackのテーマももちろんだが、PLATFORMへ のお祝いとしても作ったと話してくれたことにとても胸が熱くなり、再生ボ タンを押すのにこんなにもドキドキする気持ちになったのは久しぶりだっ た。
日々の生活のリズムに自然に寄り添ってくれるDay&Night mix。 盛大な展開が予感される冒頭から、ゆっくりとストーリーが紡がれていく。 HIPHOPを軸に、Jazz~Funk~Dub~Acidfolkまで。彼の選曲と展開は、僕 の想像力にいつも絶妙なエッセンスを加えてくれる。彼の振り幅の広さは ご存知のとおり、またその独特のユルさも際立って自然に感じられるよう で、彼の“らしさ”を存分に味わえる一枚。 遠い景色が見えてくるというよりは、どこか日常的な情景が浮かんでくる。 大袈裟な表現かもしれないが、これまで過ごしてきた時間を振り返り今を 想う。そういえば、音楽にはそういう力があるのだ。 時にレイドバックしながらも、常に現在進行形であり、それはタイムレスに 響く。
日々いろいろとある。それはきっと美しいものなのだろう。
Too much mysteryな毎日に捧ぐ最高のBGM。


▲Disc Pouch -CD Jacket-
CDジャケットについて考えた時、PLATFORMなりのスタイルでアプローチ したいと思っていた。バッグメーカーとして、専用のケースでリリースする のはなんだか味気がない。そこでCDがすっぽりと収まるサイズのポーチを 作り、これをジャケットとした。答えはとてもシンプルだった。 ジャケットとしての機能に加え、CD以外の何かを収納できて、外にも持ち 出せる“使えるジャケット”。素材は抜群の強度と防水・耐久性能を有し、防 護服にも採用されているTYVEKを使用。凛と静かな雰囲気を持ち合わせる 白に、カバーアートとしてSATOSHI ONODERAの作品を鮮やかにプリント。 使い込むほど、その味が染み出てくるはず。 物としての価値も高めたい想いと、MIXとカバーアート作品へのRESPECT を込めてパックしました。


▲About PLATFORM
宮城県のガレージギアメーカー“PLATFORM”(=プラットフォルム)。 山歩きにハマっていくうちに、Ultralightの考え方や“MYOG(make your own gear)”カルチャーに魅了され、自身でもミシンを踏み始める。 ものづくりの表現として、自分印PLATFORMのタグを打つようになる。 これStyleWars。 流行りに左右されないシンプルなギアを自宅にて100%ハンドメイド。
Street to da wilderness!をコンセプトに、場所を選ばないスムースな使い心 地を提案しています。 PLATFORMとは、古代中国における「月を眺める高台」という意味の語源から 転じ、新たな景色との出会いにギアを通し、寄り添いたいという想いを込めて、 日々。
https://platformpacks.stores.jp/


▲About mix pack
音楽は僕の生活において欠かすことのできない重要なエレメント。
Mix packは“自然”をテーマに、DJ個々が感じるままの音を自由にパックする mixシリーズ。 とある野湯に浸かっていた時のこと。冷えた体はじんわりとほぐれていき、夢見 心地に温まっていた。目を瞑ってリラックスしていると、パルス音のコードのよ うな音?が聴こえてくる。ここのすぐ隣では沢が流れている。ずっと流れ続けて いる沢の音のもっと奥から聴こえてくるような気がした。不思議と思いつつ、と にかくとても気持ちが良い。しかも、音は想像するままに聴こえてくる。新しい 音楽の聴こえ方だった。これは僕にとっての、僕なりのアンビエンスを感じた 経験だったのだが。 “自然”を一つのテーマとし、その場にもっとフラットな形で、音楽が聴こえたら 面白いと思った。テーマ自体は特段新しいことではないだろうが、僕らの角度 から純粋にアプローチしてみることで新たな音が聴こえるのではと想像してみ た。 幸せなことに、周りにはクールなDJやアーティストがいる。個人的な楽しみな のかもしれないけど、一つのテーマで音楽を介し会話できることはとても豊か だと思うのです。 音楽とともにPLATFORMを立体的に楽しんでもらいたい、聴いてもらいたい、 との想いからスタートしました。